PRICE

2025年01月06日/価格改定のお知らせ。
いつもご利用いただき、誠にありがとうございます。

 お客様にご満足いただけるよう、技術向上と価格の維持に努めてまいりましたが、原材料・製造コストや諸経費の高騰等により、撮影費の価格改定を実施する運びとなりましたことを、ご報告差し上げます。此度の改定により、お客様のご負担が大きくなってしまいますことを心よりお詫び申し上げるとともに、ご理解をいただき、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

【料金目安】
表示価格は撮影費のみの目安となり、その他技術スタッフ・スタジオ・ロケハン・交通費等は別途費用となりますので、ご注意ください。必ず①【使用媒体別加算割合】と②【撮影料金の算出フロー】をご確認・ご理解の上、お見積・ご依頼のご連絡をよろしくお願いいたします。

【ポートレート 撮影】

【ファッション 撮影】

【商品 撮影】

【料理 撮影】

住宅 / 宿泊施設 撮影

店舗/大規模建築/公共建築撮影

見積算出例

①【使用媒体別加算割合】

「使用媒体別加算割合」とは、撮影に当たってどの媒体で使用するかによって、基本の撮影料金に上乗せ(加算)される料金の割合のことを指します。

『具体的には?』

  • 基本料金:撮影自体にかかる標準的な費用。(カメラマンの技術料、機材費、撮影時間、現像費)
  • 使用媒体別加算割合:写真の利用目的・範囲に応じて追加される料金の比率。
  • 撮影料金 =(基本撮影料金)+(使用媒体別加算割合)

『なぜ加算されるの?』

  1. 撮影基本料金:撮影自体にかかる標準的な費用。(カメラマンの技術料、機材費、撮影時間、現像費)
  2. 使用媒体別加算割合:写真の利用目的・範囲に応じて追加される料金の比率。
  3. 権利管理のため
    写真の使用権をどの範囲まで許可するかにより料金が変わります。特に大規模媒体や長期間の利用は加算されます。

(例)

  • 基本撮影料金が10万円の場合、テレビCMで使用するなら加算割合が+40%だと、追加で4万円が加算されて合計14万円になる。自社WEBサイトのサブページ利用で加算割合が+15%なら追加1.5万円で合計11.5万円になる。

『まとめ』

  • 使用媒体別加算割合とは、「どこで、どのように写真を使うか」によって基本料金に加算される料金の割合のこと。これにより、撮影料が媒体や用途に応じて公平に設定される仕組みです。
  • 下記、全国的な目安です。地域や個別契約によって異なる場合があります。ご確認ください。



A.スチル撮影 使用媒体別 加算割合目安(撮影基本料金に対して)

【スチル媒体種類】【加算割合の目安】【備考】
SNS(自社Instagramなど)+0〜10%
■自社WEBサイト(サブページ)+10%〜20%サブページ用は控えめ
■自社WEBサイト(メインビジュアル)+20%〜35%メインで目立つためやや高め
■ECサイト商品ページ+15%〜30%商用利用のため一定の加算あり
■雑誌・フリーペーパー+15%〜35%〜50%発行部数・影響力による差が大きい
■パンフレット・カタログ+20%〜40%〜80%商業用の販促物は加算高め
■店頭POP・ポスター+25%〜45%〜50%店頭露出が強いため比較的高め
■看板広告(駅・屋外・交通広告等)+30%〜60% 公共性高く長期間掲出の場合が多い
■交通広告(車内・電車など)+100〜400%公共性高く長期間掲出の場合が多い
■TVCM・WebCM・PV・MV・映画・ドラマ+35%〜60%〜250〜500%大規模メディア・映像併用で高め


B.ムービー撮影 使用媒体別 加算割合目安(撮影基本料金に対して)

【ムービー媒体種類】【加算割合の目安】【備考】
■テレビCM+40%〜70%大規模放送・高頻度放送が多く高め
■Web CM(動画広告)+30%〜60%SNS連動やウェブ広告用
■ドラマ・TV番組+30%〜60%放送規模・時間帯で変動
■企業VP(企業映像・PR動画)+20%〜40%企業内利用や限定公開の場合は控えめ
■YouTubeチャンネル動画+15%〜30%チャンネル規模や広告収入により上下あり
■イベント・ライブ配信映像+20%〜40%使用期間や再配信の有無により変動
■映画祭・上映会限定映像+25%〜45%公開範囲が限定される場合は中程度
■映画(劇場公開)+50%〜80%大規模公開のため高額

②【撮影料金の算出フロー】

料金は、以下のような複数の要素を元に積算式で算出されます。
クライアント・制作会社・撮影者(フォトグラファー)の間で条件をすり合わせた上で、最終的な見積りとして提示されます。

・撮影料金 = C.基本撮影費 + D.撮影関連経費 + E.その他諸経費 +A,B 使用媒体加算費

C.基本撮影費(人件費・技術費)

【項目】【内容】【参考単価例(全国相場/1日】
■撮影技術料撮影者1名の基本料金。半日 or 1日。¥50,000~250,000〜
■機材使用料カメラ本体、レンズ、ライティング機材、PCなど¥10,000~¥80,000〜
■撮影アシスタント人数により変動(1名あたり)¥10,000~¥30,000〜
■現像費撮影後の画像処理(色調整・トーン調整・軽度な肌補正など)撮影技術料に含まれることが多いい
■スタジオ費用スタジオを借りる場合のみ。ロケ不要なら含まれない¥10,000~¥100,000〜

D.撮影関連経費

【項目】【内容】【参考単価例(全国相場/1日】
■ロケハン費撮影前に場所を見に行く下見の費用(半日~1日)¥10,000~¥30,000〜
■打合せ費クライアント・制作チームとの事前打合せ¥5,000~¥20,000
■ヘアメイク・スタイリストなど撮影に携わる技術スタッフ¥40,000〜
■フィッティング費モデル衣装などの仮合わせ。スタイリストやモデルによる。¥10,000〜¥30,000〜
■移動交通費ロケ場所が遠方の場合は交通費、機材運搬費も含まれることあり実費精算 or ¥5,000〜

E.その他諸経費

【項目】【内容】【参考単価例(全国相場/1日】
■撮影小道具・造作撮影で使うセットや小道具の準備費用¥5,000〜¥50,000(規模による)
■レタッチ・編集画像処理(加工・合成・肌補正など)1点¥2,000〜¥10,000〜(規模による)
■撮影データ納品DVDやクラウドでの納品形式。枚数やデータ量で変動¥5,000〜¥20,000
■著作権買取・期間延長使用権を無制限または長期契約する場合は別途買い取り+100%〜もあり

■【例】見積算出例 ECサイト用モデル撮影

【項目】【概算金額 例】
・撮影技術料(1日)¥80,000
・機材使用料(1日)¥20,000
・撮影アシスタント(1日)¥15,000
・スタジオレンタル(1日)¥25,000
・使用媒体加算(ECサイト +25%)¥20,000(80,000×0.25)
・撮影データ納品(オンライン)¥0
合計¥170,000(税別)

©︎2015-2025 Photographer YUTA MATSUKIZONO